自転車展 自転車×アート
TAMAKI MARIKOパステル画展
ナカノカナ個展 nui-nui Kingdom2022
nui-nui Kingdom2022 | |
会期 | 4月8日(金)〜4月13日(水) |
時間 | 11:00〜18:00 ※最終日17:00まで |
ひとつのボタンからうまれた縫々王国も おかげさまで10周年を迎えることができました。 今回の個展では、人形たちに加えて物語世界のスケッチも登場。 想像×創造をかさねて広がっていった人形ファンタジーの世界へ、ようこそ。 | |
ナカノカナ ファンタジーワールドクリエイター 2012年から『ボタンウサギの縫々王国/nui-nui kingdom®︎』を展開。 30代後半で公務員を辞めてアートの道へ。 自身の経験を元に、ワクワクする方へ進む生き方、自分らしく在ることを作品やブログを通して伝えている。 “臆病だけど好奇心旺盛”なボタンウサギの性質は作者そのもの。 ボタンやレトロ・アンティークな気配が漂うものが好き。 ウサギを作ってるけどペットはカメ。 北九州市出身・堺市在住 |
第13回 新土和彦個展
今回は「堺を描く」ことをテーマに取り組みました。約20点展示しています。
ぜひ、ご観覧賜りますようご案内申し上げます。
茶谷民子展 作品集発行記念〜花は色 人は心〜
花は色 人はこころ 〜茶谷民子作品集〜によせて
あまの しげ(美術家)
茶谷民子さんは、音楽が専門で、音楽で培われた審美観は従前の感性だろうと思います。しかし、絵画制作は、材料(絵具やカンヴァス)とのせめぎ合いで、手は汚れるし、物質と悪戦苦闘しなければならず、ピアノ演奏のようにドレスに着飾ってはできないわけです。そんなわけで、当初は戸惑いもあり、素材にも抵抗があったかもしれません。すべてが新鮮に映ったはずでしたが、焦らずマイペースで励んでおられます。
作品は、その人柄が示すように、穏やかで、欲のないものです。上手く描いてやろうとか、よく見せるにはどうすればいいかなどは考慮の他、そのことが返って見る人の共感を得ます。専門家と称する者もアマチュアだと云って憚らない人でも、欲が全面に出て、見る側の人になにかしら圧力を与えることがあります。その意味でも茶谷民子さんの作品は衒い(てらい)がなく、そのため見る側も肩を張らずに鑑賞することができます。
それらの特質は色彩のハーモニーにも現れています。花や卓上の静物を描いても風景を対象にしても、饒舌や華美に陥らず、それでいて豊な色と色の調和をつくっています。例えば、一連の水彩画でも執拗な模索を繰り返したり、一方で淡白に過ぎる味気ない水彩画にもなっておらず、見る人を惹きつけます。パステル画でもそれらの画面は変わらず、穏やかさのなかに、暖かい空気を満喫しています。
それを感じさせるのは、色の力です。その力を引き出させるのが作者だと思います。
茶谷民子 作品集「花は色人はこころ」より引用
長井信夫展 イガイガ・いがいが・記憶風景の方法的懐疑
会期 | 2022/3/18(金)~3/30(水) |
時間 | AM11:00時~PM18:00 最終日は17:00まで |
数年前にいがいがは不思議な実が有りました。私は初めて見るものでした。私はそれを持って帰り多くの人に「これは何か」と尋ねました。すると「モミジバフウの実」だと教えて頂きましたそれ以来、作品の中にフウの実を擬人化したり、シンボリックな存在として取り入れたりしています。
異種の切片のモチーフを組み合わせると独特の新しいイメージと成ります。作品では、フウの実、木、記録図、記憶風景をモチーフとして使用し、これらはメタファーとして現れます。コラージュのように構成しモチーフの関係を注意深く推測することで、複数の物語を作り、想像力を喚起します。
鍋井克之と堺事件〜旧跡をめぐる〜
微かに残た堺港町の風情。 川沿いにひっそりと立つ石碑が、時間の流れを刻んでいる。 堺事件の当事者として処刑された人達の名である・・・ 世紀の大事件堺事件では29人が連座しその中には洋画家、鍋井克之の父田丸勇六郎も含まれていた。 しかし実際死刑執行されたのは11人。鍋井克之の父、田丸勇六郎 がもし死刑をされていたら・・ 微かに残た堺港町の風情。 川沿いにひっそりと立つ石碑が、時間の流れを刻んでいる。 堺事件の当事者として処刑された人達の名である・・・ 世紀の大事件堺事件では29人が連座しその中には洋画家、鍋井克之の父田丸勇六郎も含まれていた。 しかし実際死刑執行されたのは11人。鍋井克之の父、田丸勇六郎 がもし死刑をされていたら・・
企画概要
堺事件→鍋井克之→大阪芸術大学→松井正→小出楢重→ホルベイン工業(株)と大阪を舞台にした美術の様相を振り返る時、ひとつの歯車が異なれば、まったく違ったものになったかもしれない、まさに運命としか名付けられない連続の出来事を見るのです。そのような経緯を考え、若い人たちにもぜひ知っていただきたく、今回の企画を立案いたしました。
ギャラリートーク | 1.鍋井克之と堺事件の関係 ⇨ 2.鍋井克之の人物像 ⇨ 3.鍋井克之とホルベイン工業株式会社の関係 |
ツアー・妙国寺トーク | 1.堺事件ゆかりの地をツアー形式で歩きます。 ⇨ 2.堺事件についてのトーク&妙国寺内の見学 |
鍋井克之の略歴
画家、鍋井克之(敬称略)は、明治21年(1888年)大阪に生まれ、昭和44年(1969年)に亡くなった。天王寺中学から東京美術学校を出て、二科展を経て二紀会の創立メンバーとなり、また、大阪芸術大学の最初の学部長美術学科教授となった。画風は、重厚な風景画で紀州・串本の海の風景を数多く描いている。大阪・池田市の名誉市民でもあった。その鍋井先生が「わたしは生まれていなかったかもしれないんです」と云った。それは、鍋井先生の父君が土佐藩士の一人で有名な堺事件(明治元年、1868年)に連座、11名までが切腹を執行され、それ以降が急遽中止された。鍋井先生の父君(田丸勇六郎、鍋井は養子)は運よく刑を免れたのである。事の話は森鷗外が【堺事件】に書かれている。また、鍋井克之は、大正13年、大阪で最初の洋画研究所「信濃橋洋画研究所」を東京美術学校の同級だった小出楢重らと創った。小出楢重は、画材のホルベイン工業の前身「吉村商店」と懇意で、新しく油絵具の製造にあたり、先代の吉村さんが相談し、小出が好きだったドイツの画家ホルバイン(ホルベイン)がいいと進言、社名にしたというエピソードがある。また小出楢重の弟子、松井正は、鍋井の後に、大阪芸術大学教授、学科長となった。
後援 | ・堺市・堺市教育員会・大阪芸術大学・塚本学院校友会(大阪芸術大学 大阪芸術大学短期大学部 大阪美術専門学校)毎日文化センター |
協力 | ・ホルベイン工業株式会社・妙国寺・堺事件を語り継ぐ会・アートサイクルティーエーズ・桂木産業株式会社・株式会阪南ビジネスマシン・スクールバストレーディング株式会社・安田総業株式会社 青谷ゴルフガーデン・ |
おいたつ展
堺勤美展【ギャラリー住吉橋賞】
会期 | 令和4年2月4日(金)〜2月8日(日) |
時間 | 11:00〜18:00 |