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12月13日〜15日 高校生8名による版画展 11時-18時 最終日は17時 | |
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12月13日〜15日 高校生8名による版画展 11時-18時 最終日は17時 | |
鴫原佳代 銅版画展 旅はつづく | |
2024/10/29(tue)〜11/4(mon) 11:00-18:00 最終日17:00 ギャラリー2階 | |
港南造形高校 19期生 版画部グループ展 | |
12月15日-18日 | |
11:00-18:00 最終日は17:00 | |
デジタル版画 小品展in大阪 | |
2023年3月17日〜27日 | |
AM11:00時~PM18:00 | |
飯盛雅子 稲継豊毅 宇野和幸 越前和代 大高浩美 大山恵美子 神田和也 倉澤 智 鈴木朝潮 須藤 光 高橋ユミ 長井信夫 ハチロユウジ 藤谷美貴雄 松本青樹 松山裕一 森 博美 山口史男 |
畑山綾太郎展 | |
2023年2月14日〜25日 休廊日:木曜日 | |
AM11:00時~PM18:00 | |
銅版画を含む近作を中心に展示します。 1996年生まれ 徳島県出身 現在、大阪府堺市在住 学歴及び画歴 2015年 大阪芸術大学デザイン学科入学 2016年 銅版画に出会い、以降銅版画のみでの制作を行う。 2019年 大阪芸術大学 デザイン学科イラストレーションコース卒業 2020年 銅版画の初期技法であるエングレービングを始める。 主な個展、グループ展 2022年 第10回全国公募入賞・入選作品展ドローイングとは何か 東京都美術館(東京) 2021年 「畑山綾太郎 版画展」 ギャラリー住吉橋(大阪) 2020年 「畑山綾太郎展 四畳半の片隅より」 ギャラリー住吉橋(大阪) 「簡単なライフワーク」 Gallery URTLA(広島) 「コロニー」 MEDEIA SHOP gallery2(京都) 「面と線」ギャラリー住吉橋(大阪) 「冬の温もり」aiギャラリー(大阪) 2019年 『Artexperience』-The Exhibition by college students in Kansai 海岸通りギャラリーCASO(大阪) 「冬の温もり」aiギャラリー(大阪) 2017年 紀陽銀行presents UNKNOWN ASIA 2017 その他公募展、グループ展多数。 賞歴・その他 / Others ・2022年 第20回南島原市セミナリヨ現代版画展 島原新聞社賞 ・2022年 第10回全国公募入賞・入選作品展ドローイングとは何か 東京都美術館 入選 ・2017年 徳島県の第25回放美展の洋画部門 優秀賞 |
・長井信夫 ・アーカイバルピグメントプリント ・田口路弦 ・アクアチント ・畑山綾太郎 ・エングレーヴィング | |
会期 | 10月1日〜10月9日 |
会期 | 2022/3/18(金)~3/30(水) |
時間 | AM11:00時~PM18:00 最終日は17:00まで |
数年前にいがいがは不思議な実が有りました。私は初めて見るものでした。私はそれを持って帰り多くの人に「これは何か」と尋ねました。すると「モミジバフウの実」だと教えて頂きましたそれ以来、作品の中にフウの実を擬人化したり、シンボリックな存在として取り入れたりしています。
異種の切片のモチーフを組み合わせると独特の新しいイメージと成ります。作品では、フウの実、木、記録図、記憶風景をモチーフとして使用し、これらはメタファーとして現れます。コラージュのように構成しモチーフの関係を注意深く推測することで、複数の物語を作り、想像力を喚起します。
会期 | 2022/2/20(日)~2/26(土) |
時間 | AM11:00時~PM18:00 最終日は17:00まで |
在廊日
20 | 21 | 22 | 23 | 24 | 25 | 26 |
○ | ○ | ○ | ○ |
【おいしい間隔】
最近、言葉に興味があります。
おそらく人間がいなければ、言葉というものは世界に生まれていなかったでしょう。つまり言葉は、人間の知能と自然界の間に生まれたものだと思います。言葉の由来や成り立ちを考えることは、古来より人間がこの世界をどのように見つめてきたのかを考えることでもあると思っています。
では、「人間」という言葉を作った人間達は、自分たちのことをどう捉えていたのでしょうか。ヒトを表すだけなら「人」でよかったはずなのに、「間」が付け加えられている。この点から私は、ヒトは個人でありながら共同体でもあるということを思い出します。
ところで、最近の私にはお気に入りの言葉がいくつかあります。「佇まい」「間」「境界」「コク」「透明」等々…。
なんとも言えないふんわりした印象を抱かせる言葉が気になるのです。気配は感じているのに正体をはっきり説明できないモノとでも言うのでしょうか。正体が知りたくて堪りません。
おいしいものを食べた時、「うーん、コクがあるね。」なんて呟くのですが、”コク”の正体をはっきり説明できたことはありません。”コク”って一体なんなのでしょうか…。
展示名からお分かり頂ける通り、本展示は「間」をテーマとしました。「コク」に負けず劣らずの掴み所がない言葉だと思っています。最近の自分は、「間」の正体を探るべく作品制作に向かっていたような気がします。
20点の作品をご用意いたします。ご高覧頂ければ幸いです。
※DM表側の写真は、石を用いた作品「個体の間隔」の一部を撮影したものですが、展示作品のほとんどが壁掛けの平面作品です。
[作家プロフィール]
山崎 達也
1999年 大阪府出身
2018年 4月 大阪芸術大学美術学科入学
2022年 3月 大阪芸術大学美術学科版画コース卒業見込み
個体の間隔 |
h320×w320 |
綿布/アクリル絵具/石/ニス/木 |
二つの石が落とした一つの影を見ている。二つの物品を、一つの「組み作品」として見ていることに似ていると思う。 |
点は隔け合う |
h233×w447 |
和紙/油性インク/木 |
荒い網点の写真画像をリトグラフで印刷した。 離れてみると、点のまとまりが二つの石の像を見せている。 近くで見ると、二つの石は一つのまとまり。 |
空奇景 |
h200×w200 |
ワトソン紙/ジェッソ/アクリル絵具/木 |
一つだけを見ていると思っても、本当は二つ見ている気がする。 それとそれ以外を判別しないと一つは見えないからだ。 |
空偶景 |
h200×w200 |
ワトソン紙/ジェッソ/アクリル絵具/木 |
「二つ並んでいる」と無意識に感じる時、何か二つを結びつけているのだろう。 物体の方からすれば、全くの無関係かもしれないのに。 |
豊かな白 |
h245×w250 |
ワトソン紙/ジェッソ/アクリル絵具/マットバーニッシュ |
色をたくさん含んだ白を描きたいと思った。 それを白と言えるのかはわからないが。 |
透明箱 |
h416×w416 |
キャンソン紙/油性インク/アクリル板/マットバーニッシュ/木 |
透明がポッカリと浮かんでいる様子を作りたいと思った。 透明は、奥が透けて見えることを言うから、見るものじゃないかもしれない。 もし透明それ自体を見ることが出来たなら、それは何を見ていることになるのだろう。 |
異なる/個となる |
h585×w475 |
和紙/油性インク/木 |
一つを分割することで、二つが生まれる。その一方も、さらに分割できる。それは果てしなく続いているのかもしれない。 |
食み出す |
h567×w340 |
綿布/油性インク/銅板/水性ペンキ/木 |
物事が上手くいかない時、自分のダメさがはみ出ているのだと思い込んでいた。しかし最近は、少々はみ出てしまうことの方がむしろ自然で普通だと思う。 |
緊張と暖和 |
h427×w728 |
綿布/油性インク/水性ペン/木 |
某有名お笑い芸人曰く、「緊張と暖和」はお笑いの基本らしい。確かに人間の快楽は、その繰り返しの中にあるのかもしれない。 本作は、パネルに貼った布のテンションのかかり方を定着させるために作成した。 |
対応関係 |
h315×w217 |
キャンソン紙/油性インク/アクリル絵具/木 |
色の相環を見ていると、色も自然現象の一つだと言うことを思い出す。 多分、丸い地球のイメージと重なるからだ。 もしかして、補色同士がせめぎ合って無色になる部分は、地球でいうところのコアに当たるのかな。 |
健全なグレイ |
h205×w205 |
キャンソン紙/油性インク |
三原色を重ね、無色になるポイントを作りたいと思った。無色になるということは、三色の力がそこで気持ちよく循環しているということじゃないかと、そんな気がする。 |
流動と固定 |
h312×w240 |
アルミ板/アクリル絵具/ニス/木 |
シルバーがグレーに見えるって、なんか不思議だ。金属の移ろい続けるグレーを、絵具の確固たるグレーでなぞってみた。 |
間主観 |
h422×w720 |
写真/木/アクリル板 |
とある参道に並んだ柵の繋ぎ目を撮影した。 まるで人間関係みたいだ。 タイトルは現像学の用語「間主観性」という言葉から拝借した。 |
無関係の佇まい |
h390×w282 |
写真/木/アクリル板 |
こちらは柵の末端部。孤高な人を見ているみたい。 |
儚い像 |
h139×w205 |
和紙/油性インク/木 |
素材の味を生かす料理にハマっている。さっと火を通した野菜を塩や醤油だけで食べたり、和風だしでじっくり煮込んだ大根等々。これだけで十分おいし作るのも楽しい。 本作は趣味の反映だと思う。淡い描写で際立ったインクの艶・紙の質は、絵画における”素材の味”だ。 |
線の成り立ちⅠ・Ⅱ |
h205×w205 |
ワトソン紙/ジェッソ/アクリル絵具 |
一本線を繰り返し描くことで、一本の線を描く。 |
白を見せる青 |
h160×w200 |
ワトソン紙/ジェッソ/アクリル絵画 |
白を見せる青と、白を隠す白。 見えているものは、無いのではなくて隠れているだけという意識がある。 |
縦は横へ、そして四角にも |
h160×w200 |
ワトソン紙/ジェッソ/アクリル絵画 |
僕がやったことは、絵具で縦線をいくつか引いただけ。 少しの工夫で横線も四角も見えてくる。 |
正方形を作る |
h160×w200 |
ワトソン紙/ジェッソ/アクリル絵画 |
クッキリと描いた正方形は疑わしい。真に等しい縦横比で本当に描けているのかが心配になる。そういうものは、ぼんやりと頭の中で作っている方が安心だ。 |
タイトル | 夜の向こうの彼女には |
手法 | 銅版画(エングレービング) |
サイズ(額込) | 額込:h525×w415 |
価格 | ¥19,000 税込 |
タイトル | the spinal cord |
手法 | 銅版画(エングレービング) |
サイズ(額込) | h320×w255 |
価格 | ¥9,000 税込 |
タイトル | 螺子への変態 |
手法 | 銅版画(エングレービング) |
サイズ(額込) | h320×w260 |
価格 | ¥8,000税込 |
タイトル | Neurose |
手法 | 銅版画(エングレービング ) |
サイズ(額込) | h440×w365 |
価格 | ¥12,000税込 |
タイトル | YU-KO |
手法 | 銅版画(エングレービング ,エッチング,アクアチント) |
サイズ(額込) | h440×w365 |
価格 | ¥12,000税込 |
タイトル | 街の距離 |
手法 | 銅版画(エングレービング ,アクアチント) |
サイズ(額込) | h440×w365 |
価格 | ¥12,000 税込 |
タイトル | 7月の2番線より |
手法 | 銅版画(エングレービング ,エッチング,アクアチント) |
サイズ(額込) | h440×w365 |
価格 | ¥12,000 税込 |
タイトル | 雨の庭 |
手法 | 銅版画(エングレービング ,アクアチント) |
サイズ(額込) | h440×w365 |
価格 | ¥12,000 税込 |
タイトル | Bedroom |
手法 | 銅版画(エングレービング,アクアチント) |
サイズ(額込) | 額込:h320×w255 |
価格 | ¥7,000 税込 |
タイトル | 朝焼けのすべて |
手法 | 銅版画(エングレービング ,エッチング,アクアチント) |
サイズ(額込) | 額込:h790×w635 |
価格 | ¥26,000 税込 |
畑山綾太郎のその他作品はこちら
会期 | 令和3年7月19日(月)〜8月2日(月)※(木)休廊 |
時間 | 11:00〜18:00 |
主催 | 畑山綾太郎 |
今回、当ギャラリーで2回目の個展を開催。
一回目の個展(四畳半の片隅より)では昆虫・植物といったモチーフを繊細な線で描き見手を楽しませた、アーチィスト。
今回の個展では女性の作品が多く展示される予定で、どのような展覧会になるか楽しみである。
畑山綾太郎Instagram #hatayama.a